仮想通貨のハードフォークとはどんなもの?事例も紹介

ここでは仮想通貨のハードフォーク(分岐/分裂などの意味)がどんなものなのか?なぜそんな事が起こるのか?について解説していきます。

初心者がビットコインを買うならここ!

【1位】Zaif(ザイフ)
ビットコイン取引手数料がマイナス!安さで選ぶならここ。

【2位】BITPOINT
ビットコイン送金手数料が無料!海外取引所も使うならここ。

【3位】GMOコイン
手数料も安く大手GMO運営で将来性あり!

仮想通貨のハードフォークとは?

ハードフォークを解説するの前に、まずは簡単に仮想通貨について解説していきます。

仮想通貨とはどんなもの?

仮想通貨はデジタル通貨と呼ばれる電子上でやりとりされるお金です。

一般的な紙幣や硬貨などの通貨と異なり国ごとの為替レートなどを気にせず取引が可能で、かなり自由度の高い通貨と言えます。基本的にはネット上で扱われますが、物理的な通貨と同じような性質を持っています。

仮想通貨はそれぞれの地域で定義され、扱われるようになりました。

例えば、欧州中央銀行では「開発者が発行し、規制を受けず、通常は開発者によって管理され、特定で仮想的な共同体の構成する人の間で通用することのできるデジタル貨幣」としています。アメリカ合衆国財務省は「通貨としての実際の属性を全て備えないもので、特定の環境において行われる取引の媒介として通貨のように作用する」と簡単な内容で定義しています。

管理方法

世の中に誕生してから多くの種類が生まれてきましたが、管理方法によって大きく分けると中央管理型と分散型の2種類になります。

中央集権型

中央管理型は、管理するものがいて取引に対して権限を持って運用しています。分散型は、デジタル署名と取引記録を管理することで分散型の二者間のネットワーク上で繋がっていくことで、暗号理論に基づいて行われるシステムです。ビットコインやイーサリアムは分散型に分類されます。

分散型

分散型は管理者のような運用責任を持つ者がいるのではなく、それぞれの取引を記録することで管理されます。そのためその取引の行われるある一定のかたまりを持つようになります。それがブロックチェーンと呼ばれるものです。売り手と買い手が直接やり取りできることが魅力ですが、その範囲が広がってしまうと大きくなりすぎて重くなり、運用に支障が生じたり、壊れてしまうリスクが高まるようになります。

二者間の取引を記録していくだけのブロックチェーンを制限することはできません。やりとりが増えれば増えるほどどんどん大きくなります。そのようなリスクを回避するためにはなんらかの対応が必要となります。

そこで行われるのが分離や分裂を意味するハードフォークと呼ばれる対策です。

 

ハードフォークとは?

方法にはソフトフォークとハードフォークの2種類あります。具体的にはルールを変更することで新しい環境にすると言うものです。

ソフトフォーク

ソフトフォークは、ブロックチェーン全体を変更、すなわちアップグレードして運用を変える方法です。実際に取引量が減るわけではなく、システムのアップグレードで対応する方法です。

ハードフォーク

一方、ハードフォークはある時点でブロックチェーンを分裂させて新たなブロックチェーンを構築することでそれぞれを軽くするような対応を行います。

 

ハードフォークを行なった後は、古いブロックチェーンと新しいブロックチェーンが存在する環境です。古い方で取引していた人たちは、そのまま引き続き従来の環境を維持していくことになります。新しいブロックチェーンは今までと異なる環境になり、古いブロックチェーンとは完全に分かれた環境として維持して行きます。

分岐した2つの仮想通貨に互換性はありません。ハードフォークにより新しい仮想通貨が誕生することになります。

 

ハードフォークするメリット

メリットは、それぞれのブロックチェーンの取り引き量を抑えることができるため取引情報の証明はタイムリーになり、取引がスムーズになり、手数料が高騰することを防ぐことが可能です。

具体的には

  • 新しく誕生した通貨がもらえるかも?
  • 元の仮想通貨を扱っている取引所で扱う可能性が高い
  • 無名な草コインより値がつきやすい
  • 元の仮想通貨より取引の快適性・安全性が高くなっている

といったメリットがあります。

 

ハードフォークしたときのデメリット

もちろんいいことばかりではありません。次のようなデメリットも発生します。

  • 分裂の直前・直後はシステムの安全性チェックのため取引停止される
  • 投資家が混乱を避けるため他の仮想通貨に切り替えるなど市場が乱れやすい

 

ハードフォークするタイミングでは市場の動きをこまめに見ておくようにしたいですね。

 

過去にあったハードフォークの例

ビットコイン

ビットコインは2017年の8月に初めてハードフォークを行いビットコインキャッシュが誕生しました。そしてその後も分裂を行いビットコインゴールドも誕生しています。今後もいくつかの分裂が予定されています。

ビットコインキャッシュ誕生の背景

ビットコインの取引内容を記録する台帳の容量がわずか1MBであることが決済スピードの遅延に繋がるなどマイナス要因が争点となり、現状維持派と容量アップ派にわかれ、その後容量アップ推進派が新たに生み出したのがビットコインキャッシュ。2017年8月に誕生し、8MBまで容量アップしている。

 

ビットコインゴールド誕生の背景

ビットコインのマイニングが一部業者に偏っているという問題を解決するためにハードフォークしたのがビットコインゴールド。2017年11月にし、ブロックチェーンの1ブロックの容量はビットコインと同じ1MB。

 

新たに生まれた仮想通貨は貨幣価値が異なるため従来のものと取引することが新たな価値を生み出すことができます。ビットコインは分裂して新しく生み出された仮想通貨もしっかりと価値がついていることで実績が出来上がりました。今後もハードフォークが行われることで価値の変化が起きることが期待されています。

 

イーサリアム

イーサリアム・クラシック誕生の背景

イーサリアムプラットフォーム上で起こった流出事件をなかったことにするために生まれたのがイーサリアムクラシック。その背景からセキュリティ面がバージョンアップしています。

 

ほかに直近でハードフォークが行われる予定の仮想通貨にはイーサリアムクラシックのカリスト呼ばれるものがあります。時期は、5,500,000ブロックに到達した時点とされています。

その時に注目されている大きなイベントはエアドロップと呼ばれるものです。エアドロップは、新しくできあがる仮想通貨の知名度を広めることや流動性を向上させることが目的で無料で配布する行為を示しています。その時点までに所有していた人は大きく得をすることが期待できます。

運用としては、その配布した通貨で多くの取引が行われれば、その通貨の価値も高くなります。多くの人が使うことで、古い方から新しい方への移行が円滑に行われることが期待できます。

 

物理的な通貨では絶対に起きることがないハードフォークは馴染むまでに時間がかかるかもしれませんが、今後も末長く維持していくためには必要不可欠な作業です。新たな通貨と従来のものが共存して行くことになるので、分裂を繰り返して非常に多くの種類が存在するようになるでしょう。

エアドロップなどのお得な条件が整えば、フォークのタイミングは大きく儲ける機会になりそうです。

 

まとめ

仮想通貨のハードフォークについて解説しました。

ドルや円などの法定通貨にはないデジタル通貨ならではの仕組み、ハードフォーク。まだ生まれて間もない仮想通貨だけにいろいろな問題も発生していますが、それを改善していく上でまだまだハードフォークは続いていくでしょう。

仮想通貨へ投資する際は、それらの情報をきちんをチェックしておきたいですね。